地域に愛されるおいしい料理:きやま人づくり大学2019【3限目】

予備知識:基山町とは?
田舎と都会の交差する人口17,000人ほどの町。
JR博多駅まで最速22分。福岡空港まで38分、好アクセス。
日本最古の朝鮮式山城:基肄城跡など自然に囲まれ、
モンテッソーリ教育の保育園など子育て環境良好。

地元以外にも愛されているお店多数。
丸幸ラーメンセンターやハンバーグのKIRINYA
お洒落なログハウスカフェ:エクラリッシュなどあり。

基山町立図書館第5回図書館レファレンス大賞の奨励賞を受賞。
読売ジャイアンツ長野久義選手、キングオブコント2019で優勝したどぶろっく
漫画『キングダム』の原泰久先生の出身地。

きやま人づくり大学3限目。

今回は図書館がイベントで利用中のため、基山町民会館での開催。

基山町役場のお隣の施設で過去にこんなイベントに参加しました。

基山町制施行80周年記念シンポジウムに行ってきました
2019年10月27日、基山町民会館で行われたシンポジウムに行ってきました!日本人初のポンドガールだった浜美枝さんの基調講演、パネルディスカッションなど、移住して8ヶ月の私にはたくさんの発見がありました。
基山2019年ふれあいフェスタに家族4人で行ってきました!
佐賀県の基山町役場周辺で開催される12月の恒例行事。自然・食と文化・交流の3つのテーマで行われる大規模なお祭り。創作劇、エミュー、無添加味噌、燃料電池車、知人との再会など予想以上に面白かったです!

 

“きやま人づくり大学”

講座の趣旨は

”基山町の魅力や課題を学び、

情報の発信や解決策を実践する人材の育成を図ること”

90分×全4限の日程で4ヶ月に渡っておこなわれます。 

1限目↓

基山町の特産品エミュー事業:きやま人づくり大学2019【1限目】
夫婦で1限目に参加!基山の特産品として売り出している”エミュー”。インパクトだけではないエミューにした理由とは?エミューは捨てる所がなく、高タンパク・低カロリー・高鉄分で美容にも良い?

2限目↓

障がい福祉サービス事業PICFA:きやま人づくり大学2019【2限目】
障がい福祉サービス事業所:PICFA(ピクファ)。日本初の医療法人の病院の中にある障害者就労支援事業所。採算の取れない福祉事業を地域資産にすべく、利用者さん達の社会との繋がりや自立支援をしつつも、面白いことをたくさんやっています。

 

今回は3限目に参加してきました!

 

地元で40年愛されるお店:起業秘話

今回は2人でちょくちょく食べにいく一福食堂の店主が講師。

一福食堂はこちらの記事にもしています。

基山の旬の食材とエミュー料理が食べれる!地域に愛される一福食堂
創業30年以上の地元で愛されている食堂ですが、2014年2月に火事で全焼という悲劇に見舞われます。再開するかどうか迷ったそうですが、「心和む場所に」という女将さんの想いから再開!地元の食材を使ったランチやディナー、エミューを使った料理も楽しめます。夜になるとおつまみ系もあり。

 

今年は創業から40周年を迎えるそうです!

そんな地元に愛されるお店も、涙なしでは語れないヒストリーが…・

 

起業

元々、食堂を起業したのは今の店主のお母様。昭和55年のお話。

お父様が宮大工をされていて、住む込みのお弟子さんもいたそうです。

多いときで10人分くらい料理を作るそうで、だったら食堂をやってみては?と。

そんなきっかけから食堂をオープンされたそうです。

地元の人々に愛されて、お客様は友人や親戚のように顔見知りだったとのこと。

”地の恩”があるとお父様は言っておられたそうです。

コンセプト

地元の旬の食材を使って料理を作る。

地元の農家さんはもちろん、井上さんという農家から週1で旬の野菜を仕入れているそうです。

地産地消が叫ばれる中、こうした地域の循環は素敵だなと思いました。

栄養価も旬の食材に勝るものなし!

小鉢は旬のお野菜がいっぱい

佐賀県コンテスト最優秀賞

2013年 アスパラガスB級品を使った佐賀県コンテストが開催。

何と、その中で最優秀賞を受賞したそうです!

メディアにも取り上げられ注目の的に!

メニューはアスパラの天ぷら、アスパラの味噌汁、アスパラの炊き込みご飯、アスパラのグラタン、アスパラのムースだったとか。

とても手間暇かかるメニューだったそうで、今はお店のメニューにはないそうです(残念)

ただし、季節限定でアスパラの天ぷら・ベーコン巻きや日替わり定食で出るとのこと。

アスパラガスの旬の春先から秋頃までが狙い目です。

店舗全焼

翌年、2014年2月、お店を悲劇が襲いました。

何とお休みの日にお店から出火、全焼…。

当時は基山にほとんど関心はなかったですが、このニュースは耳に入りました。

職を失い、収入を失い、辛くて惨めだったとおっしゃっていました。

母から継いだお店。お客様との信頼。

 

もうお店を閉めようか迷っていたとき、地域の方々から励まされたそうです。

お見舞金をいただいたり、再開するなら蔵にある食器類を使ってもらって構わない。

そして鹿児島で働いていたお嬢様と旦那様が基山に戻ってくると!!

地元愛と家族に絆に支えられて…復活。

新店舗誕生

全焼から9ヶ月後の11月。新店舗が誕生しました!!

気軽にお越し頂けるように敷居の高くない雰囲気にしたかったそうです。

新店舗の建設中に隣町の小郡市で古民家の解体をしていたそうです。

タイミングよく古民家に使われていた木材を再利用。

古き良き時代のモノを今に繋げる。

お店のお茶碗や湯のみがちぐはぐなのはお客様の蔵から頂いたものだから。

なぜちぐはぐなのだろう?と思っていた疑問がここで解消されました(笑)

現在

看板料理のチャンポンに加えて、基山の特産品エミューを使った料理も楽しめます。

最近は県外から食べにくる方が多いそうです。※エミュー定食は要予約

メニューも麺類、定食、丼・飯物、一品料理など種類も豊富。

店主も何種類あるか覚えていないそうです(笑)

 

ちなみにエミューの串焼きにチーズを挟んだのも店主のアイデア。

淡白なエミューの肉にもう一味欲しかったそうです。

色々試した結果、モッツァレラチーズが串焼きに最適だったとか。

確かに食べたときチーズが良い味だしてました。

中にはとろ〜りモッツァレラチーズ

 

まとめ

基山の旬の食材を生かしたおいしい料理。

サガン鳥栖の選手も御用達で賑わいを見せる店内。

そんな地元に愛される一福食堂。

その歴史の光と陰を見ることができて、また一段と好きになりました!

知っていると思っていることでも、案外、知らないことが多いです。

次は予約して、妻とエミュー定食を食べに行くぞ〜♪

お店の様子・メニュー・営業時間など詳細はこちら

コメント