基山町生活支援サポーター養成講座(全6回)を終えて

予備知識:基山町とは?
田舎と都会の交差する人口17,000人ほどの町。
JR博多駅まで最速22分。福岡空港まで38分、好アクセス。
日本最古の朝鮮式山城:基肄城跡など自然に囲まれ、
モンテッソーリ教育の保育園など子育て環境良好。

地元以外にも愛されているお店多数。
丸幸ラーメンセンターやハンバーグのKIRINYA
お洒落なログハウスカフェ:エクラリッシュなどあり。

基山町立図書館第5回図書館レファレンス大賞の奨励賞を受賞。
読売ジャイアンツ長野久義選手、キングオブコント2019で優勝したどぶろっく
漫画『キングダム』の原泰久先生の出身地。

基山町生活支援サポーター養成講座全6回参加してきました。

 

基山町に移住してから増えた楽しみの一つ、基山町の広報を読むこと。

その中で見つけた1枚のチラシ。

自分の義祖母との関わり合いを通して、

基山町の独り身の高齢者の方々はどう過ごしてらっしゃるのだろうといつも気になっていたし

自分の住む町について

とにかく色んな角度から学ぼうと思って、

受講することを決めました。

それに、正直に書くと

無料で受けられる講座だし

楽しい時間になればいいな〜と思って受けました。

 

ところが、、、

毎回素晴らしい講師のかたがきてくださり

予想を超えた学びになりました!!

 

定員は20名。満杯でした。

第1回目から「さわやかインストラクター」という名のパンチのある講師と内容。

 

第1回「今、求められる地域の力」

この第1回で、これからの地域のあり方を学びました。

介護保険の現状や、

今後基山町(おそらく日本中の多くの地域)が抱えるであろう

少子高齢化によって増えていく課題を数値で知ることができました。

 

その課題を乗り越えていくためには、地域住民はどうしていったら良いのか。

今、地域では大きいものから小さいものまで居場所作りが盛んになってきているらしい。

 

多くの自治体で、

地域住民の主体性と自助努力をエンパワーしようという動きがあることを知りました。

 

実際の地域の課題を、普段の何気ない集まりから課題をシェアして

そこから新しい活動を増やしていこうというもの。

 

講師がお話しされていたのは、

「普段の生活で、友達同士で愚痴を聞きあったり話し合ったりしているのも

立派な地域支援の一つ。」

 

”地域支援”

そう聞くと、何かちゃんとした団体を作ったり

高い志を掲げた活動をしないといけないのかと思っていたけど、

実は特別なことをしなくても

身近な人と楽しく繋がっていくだけでも人の役に立つことになるし、

私自身も周りの人たちに助けられているんだなと感じました。

 

「自分たちだけで頑張らない。自助互助を助け合うための場を作ることが大切。」

第2回「認知症サポーター養成講座」

基山町は、移住計画が盛んで若い世代の人口が増えています。

しかし、高齢化も進んでいて、65歳以上が町の人口の3分の1を占めているそう。

 

専門職の人たちだけでなく、

地域で暮らす私たちも高齢者の方々について最低限の知識や興味を持って生活する。

そうするともっと皆んなが安心できてもっと安全で豊かな地域になるのではないかな。

今回の講座を受けて、

記憶を忘れてしまうご本人はどれほどお辛い気持ちになんだろうかと改めて感じました。

 

まずは相手を否定しないこと。

ゆっくり近づいて相手の視野に入ってから話しかけること。

また、馴染みの場所や土地の言葉を使うのも良いそうですよ。

実際に接し方のロールプレイもやっていただいて、とても楽しく学べた回でした!

「敬意を持って接することがとても大切。

これって結局は“認知症だから”ではなく、

相手が誰でも人と接していく上で根本的に大切なことですよ

 

講師の方がおっしゃっていて、忘れがちだけど本当にそうだなと実感。

私は都会や海外生活が長いので、

お節介とプライバシー侵害の境目が難しく感じます。

 

でも人は理屈なしに詮索なしに“興味”を持ってもらえると嬉しいもの。

これからはちょっと頑張ってお節介になってみようかなと思いました!

 

第3回「健康生活支援講座」

 

この回では特に勉強になったのは、

「喉に詰まらせている人がいたらどう対処するか?」

 

背中を叩く、掃除機を探す、ひっくり返す。

大抵はこう思い付きますよね。

でもその前に一言、ある声かけをすると効果がかなり変わるそうです!

 

その声かけとは

「咳してください」

それでも詰まったものが出てこなければ

背中(肩甲骨の間)を体を支えながら掌の腹で叩く。

こういう順番だそうです。

 

CA時代に機内のお客様が喉に詰まらせた時の対処法は何度も学びましたが

この声かけの方法は初めてでした。

 

そしてこういった講座の空き時間に

基山生まれ育ちの大先輩とお話できる時間もとっても貴重!

 

「基山はとにかく人が良いよ」と何気なくおっしゃっていたのが印象的でした。

 

講座で学ぶだけでなく、こういう出会いもとても嬉しいなと感じました。

第4回「笑顔が生まれるレクリエーションの実技」

この講座はとにかく楽しかった。

私も講師業をしているので、講師として講座を盛り上げるという視点からも勉強になったし、

参加者の方々を楽しませることが本当大切だなと学ばせていただきました。

 

少しずつ少しずつ相手が楽しみながら自信を得られるように、

レクリエーションで何をしてもらうにも、

まずはハードルの低いものから少しずつ上げていく。

もしついて来れなければ、また少しハードルを戻す。

これは、どの世界でも通用することではないかな。

 

レクリエーションとはre creation。

再創造。

という意味ですよ、と講師の方がおっしゃっていましたが、

自分はもういいって諦めかけているお年寄りの方が

意欲や自信をもう一度取り戻すための場なのかなと感じました。

 

講座の中で実際にピンポンゲームや手先の遊びなど体験したけど

とっても盛り上がりました!

第5回「傾聴講座・聴き方を学ぶ」

この講座も面白かったです。

聞くには3つの聞くがあるというのをご存知でしたか?

「訊く」

尋問や取り調べで自分の知りたいことを訊く。(指示、説得しようとする場合はこれ。根掘り葉掘り訊く)

「聞く」

ただ漠然と耳に入る音、音楽、雑音。癒されるし、不快にもなる。

「聴く」

相手が感じていること、伝えたいことを目と耳と心をプラスして聴く。

 

傾聴の3原則。

相手をありのまま受け入れる「受容」

相手の立場になり、理解に努め、気持ちを思い遣る「共感」

誠実な態度。わかったふりをしない。自分の心の状態に気づく「自己一致」

 

この3つはできているようで、よく聞くようでなかなかできない。

これを心がけて、寂しい思いをしている方や認知症の方と向き合えたら良いな!

 

第6回「地域のために私たちにできることは」

最後はチームに分かれて様々なアイデアを出し合いました。

私たちのチームは、

肩肘はらずに色々と集まったら良い。

生きていて良かったと思えるような人が増えて欲しい。

そんな心を軸にいろいろなことができたらと思いました。

 

話してみると、それぞれの思いがあって今回皆さん参加されていました。

それぞれの特技を活かして集まる場を作ろう!って

志の高い方たちばかりでした。

基山町でも、

これからどんど自発的に動いていく活動やグループが増えてくるはずです。

 

まとめ

地域で人と繋がり関わり合いながら生活していく上で

相手が

認知症の方でも

独り身の高齢者の方でも

赤ちゃんでも

どんな立場の方でも

敬意を持って接すること

ベースは同じなんだということを

改めて感じました。

 

私は福祉従事者ではないし、

現在家族の介護をしているというわけではないけど、

とても勉強になった講座でした。

知識が増えたと共に、

人と接する上での大切なことを改めて学び直せた気がします。

 

どんな立場の方もぜひ参加されることをお勧めします。

人間力がアップしました。

 

たくさんの基山町の方々とお知り合いにもなれて

とても嬉しかったです。

 

基山の町、人を知りたければ、

時間が許す限り、

広報にのっている行事にどんどん参加してみてください。

基山町のイベントは裏切らないですよ♪

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